このドキュメントでは、KubernetesにおけるVolumeSnapshotClass
のコンセプトについて説明します。
関連する項目として、Volumeのスナップショットとストレージクラスも参照してください。
StorageClass
はVolumeをプロビジョンするときに、ストレージの”クラス”に関する情報を記述する方法を提供します。それと同様に、VolumeSnapshotClass
ではVolumeSnapshotをプロビジョンするときに、ストレージの”クラス”に関する情報を記述する方法を提供します。
各VolumeSnapshotClass
はsnapshotter
とparameters
フィールドを含み、それらは、そのクラスに属するVolumeSnapshot
が動的にプロビジョンされるときに使われます。
VolumeSnapshotClass
オブジェクトの名前は重要であり、それはユーザーがどのように特定のクラスをリクエストできるかを示したものです。管理者は初めてVolumeSnapshotClass
オブジェクトを作成するときに、その名前と他のパラメーターをセットし、そのオブジェクトは一度作成されるとそのあと更新することができません。
管理者は、バインド対象のクラスを1つもリクエストしないようなVolumeSnapshotのために、デフォルトのVolumeSnapshotClass
を指定することができます。
apiVersion: snapshot.storage.k8s.io/v1alpha1
kind: VolumeSnapshotClass
metadata:
name: csi-hostpath-snapclass
snapshotter: csi-hostpath
parameters:
VolumeSnapshotClassは、VolumeSnapshotをプロビジョンするときに何のCSIボリュームプラグインを使うか決定するためのsnapshotter
フィールドを持っています。このフィールドは必須となります。
VolumeSnapshotClassは、そのクラスに属するVolumeSnapshotを指定するパラメータを持っています。
snapshotter
に応じて様々なパラメータを使用できます。
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